はじめに
今回はTrnioで色んな物をスキャンしてみる記事です。
物をスキャンする方法は色々ありますが、LiDARセンサ非搭載でも使えるTrnioを使用しました。
環境
機種:IPhone 11(LiDAR非搭載) バージョン:IOS 15.6
Trnioとは
物を手軽にスキャンして、モデル形式に保存したり、動画として出力することができるアプリです。ちなみに、Trnioはフォトグラメトリという複数の画像からモデルを形成する方式をとっています。
ObjectとARkitの違い
実際にスキャンしようとすると、ObjectとARkitの二つの方式があります。
Object方式だと、スキャンしたいオブジェクトの周りを回りながらスキャンするモードです。高さ変えつつ、回らないといけないのが面倒だったりします。
ARkit方式では、モデル化したいオブジェクトを撮影することでスキャンする方式です。こっちは、オブジェクトに点群データが表示されるので、撮影するべき場所が視覚的にわかりやすいので、少ない撮影回数でモデル化できました。
ちなみに、事前にモデル化したいオブジェクトの写真が複数枚あれば、スキャンしなくても3Dモデル化できたりします。
実際にスキャンしてみた
ARkit方式
Unityで使ってみる
おまけですが、Unity向けにエクスポートして使ってみます。obj形式で保存できるので、保存してUnityに持ち込みます。
無事、使用できました(AR関係で使えそうですね)。
しかし、ズームしてみるとガビガビになっていたりします。
おわりに
今回はLiDARセンサ非搭載の機種でのスキャンだったので、Trinoだけでの検証でしたが、LiDAR搭載の機種ならより高精度なデータを得られると思います。次回は3DF Zephyrを使ってメッシュ形成をしたいと思います。
是非、読者登録をしていただくと助かります!